新鉱硫船の「造船契約書」に調印

今治造船との間で新鉱硫船(鉱石・硫船兼用船、以下「新鉱硫船」)の造船契約の締結を行いました。

新鉱硫船は、2013年開山予定のカセロネス鉱山(チリ)から生産される銅精鉱の輸入及び同山で使用する硫酸を運搬します。既に2010年9月に日本~チリ間に就航した総積載トン数約5万トンのMAR CAMINO号と同型船で、2013年末竣工の予定です。

今治国際ホテル(愛媛県今治市)で開催された調印式には、パンパシフィック・カッパーの足立社長、当社 小沢社長も出席し、船主となるマーシャル諸島のルパンコ社(当社の100%子会社)の阿南プレジデントが、今治造船の檜垣社長と造船契約に調印いたしました。

新鉱硫船は、MAR CAMINO号と同様に、当社が船舶管理を行いJX日鉱日石金属グループでの硫酸の販売力の強化及び銅原料の安定輸送に貢献することが期待されます。

左から、ルパンコ社・阿南プレジデント、
日本マリン・小沢社長、PPC・足立社長