銅精鉱・硫酸兼用船（鉱硫船）「鉱硫号」が就航

当社は、かねてより今治造船㈱今治工場で建造を進めていた「鉱硫号」（総積載トン数　約5万トン）を、12月4日に就航させました。

本船は、既に2010年9月に運航を開始したMar Camino号に続いて建造を進めてきた第二鉱硫船です。今後は本船およびMar Camino号の2隻体制により、往路にて日本・韓国から年間約240千トンの硫酸を、復路にてチリから日本を含む東アジアに年間約400千トンの銅精鉱を輸送することとなります。
文字通り本船は、銅精鉱および硫酸をシャトル運行にて往復輸送できるという、世界にもまれな極めてユニークな構造により、効率性を追求したものです。
　
当社は鉱硫号の就航により外航におけるより確固としたポジションを維持し、近海や内航もあわせてバランスよい成長を目指してまいります。